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ISBN978-4-88978-087-1 |
甲南病院 加古川病院 リウマチ膠原病センター 編 |
A5判 230頁
定価 (本体1,200円+税) |
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リウマチと上手に付き合おう |
関節リウマチは関節の痛みや腫れを主とする病気ですが、全身の慢性炎症をきたす病気でもあり、多彩な経過をとります。 財団法人甲南病院加古川病院は、整形外科系リウマチ専門医7名と内科系リウマチ専門医6名が共同でリウマチ診療に携わる充実した体制をとっています。 外来は月曜日から金曜日まで、4−6診で必ず内科系と整形外科系医師が一緒に外来をして、痛みや発熱が続くなどの初診患者さまから急に関節炎や症状が悪化して入院を要する患者さままで、広く対応できるようにしています。
一人のリウマチ患者さまに、内科系リウマチ医、整形外科系リウマチ医、薬剤師、看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、メディカルソーシャルワーカー(MSW)、栄養士などさまざまな職種のスタッフが関与します。 患者さま向けのリウマチの本はたくさんでていますが、そのほとんどは医師が書いた本で「患者に知っていてほしい内容」が中心となっています。 しかし「患者が知りたいこと」とは隔たりのあることが多く、本誌はそのギャップを埋めるために作成しました。 財団法人甲南病院加古川病院で、実際にリウマチ患者さまに接しているスタッフがそれぞれの専門の立場から「どのようにリウマチとつきあうとよいか」を主眼にして分担執筆しました。 患者さまが正しい知識を持って、リウマチと上手につきあっていただくことを願っています。 |
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