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歴史

ISBN4-88978-925-1

日根 輝己著

A5判 200頁
定価 (本体1,456円+税)

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何故画像鏡は国宝に指定されたのか

謎の画像鏡と紀氏
―銘文は吏読で書かれていた―

和歌山県橋本市の隅田八幡宮につたわるとされる「人物画像鏡」は、何故国宝に指定されたのか。
「最古の日本文」とされた銘文が吏読 (いどう−漢字の朝鮮式表記) だったとしたら・・・。
その秘められた謎や疑問点を、著者独自の史観によって明快に解き明かしていく。

【主な目次の一部】

第一章  はじめに伊都国ありき
伊都国の東遷
三角告_獣鏡

第二章  国宝となった戒
出所不明
高橋健自氏

第三章  原鏡と隅田八幡画像鏡
中国哲学がわからなかった
意味がわかっていない

第四章  倭の五王の陪塚からでた
沢田長持山古墳
石棺は語る

第五章  倭の五王の時代
倭の五王
天皇陵への疑問

第六章  闇の底の宇治
トツカ古墳
輪韓川

第七章  銘文を読む
癸未年はいつか
これまでの銘文解釈

第八章  銘文は吏読だった
斯麻は武寧王
吏読とは

第九章  宇佐大神と石清水八幡宮
宮司の説明
紀氏にまつわる「お」

第十章  神功皇后の記憶
隅田八幡の御廟塚
中央構造線

第十一章 隅田八幡神社と隅田の里
寺院が先にあった
仏教公伝

第十二章 陵山古墳の副葬品でない
陵山古墳
江田船山古墳の画文神獣鏡

第十三章 からんでくる藤原氏
藤原氏の陰謀
藤原氏と丹生

最終章  画像鏡はだれに贈られたのか
おと王がいた
下克上の六世紀