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ISBN978-4-88978-106-9

荊木 美行著

A5上製函入 370頁
定価 (本体6,000円+税)

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金石文と古代資料の研究


 著者は、これまで、古代の金石文や基本的史料について校訂・読解・注釈をおこなってきたが、本書はそれらの成果をまとめたものである。新出資料の紹介をふくむ諸論文は、同様の研究をこころざす研究者に一つの方向性を示すものとして出版の意義がある。


主な目次
金石文と古代史料の研究【目次】 
第T部 古代史料の世界
第一章 邪馬臺国の所在地について(

第二章 風土記のなかの神功皇后
第三章 五世紀の宮居を探る―応神天皇の大隅宮・仁徳天皇の高津宮を中心に―
第四章 『丹後国風土記』をめぐる二三の問題
第五章 「明王贈豊太閤冊封文」覚書

第U部 金石文の研究
第一章 広開土王碑研究の一齣
第一節 広開土王碑の語るもの
第二節 足逹疇邨臨摸「句麗古碑」
第三節 水谷悌二郎精拓本の再発見
第四節 『通溝』巻上の池内宏自筆原稿
第五節 神宮文庫所蔵拓本について
第六節 荊木所蔵の未公開拓本について
第二章 稲荷山古墳出土鉄剣銘の再検討
第三章 祢軍墓誌の出現とその意義
第四章 多賀城碑覚書―「去常陸国界四百十二里」をめぐって―

第V部 学史と追悼
第一章 瀧川政次郎博士と中国法制史
〔附録〕瀧川政次郎「大化改新管見」
第二章 大庭脩先生未発表原稿「兵家思想の再評価」について
第三章 横田健一先生を悼む
第四章 植垣節也先生の風土記研究―その学徳を偲んで―