|
ISBN978-4-88978-160-1 |
荊木 美行著 |
A5判 320頁
定価(本体5200円+税) |
|
|
|
風土記・新撰姓氏録・日本書紀に関する著者の14篇の論文を収録。5篇は新たな書下ろし |
|
古代史料の文献学的研究
|
風土記・新撰姓氏録の成立や写本の流伝に関する研究11篇と、日本書紀の史料性に迫る論文3篇を収録。旧稿に加え、今回新たに書下ろした5篇をふくむ。古代史学界に新たな問題を提起する労作。 |
主な目次
第T部 風土記の研究 第一章 風土記の編纂と提出―和銅の通達と延長の再提出を中心に― 第二章 山崎闇斎と『出雲国風土記』 第三章 出雲御蔭大神の半死半生説話―『播磨国風土記』意比川条の一解釈― 第四章 廣岡義隆博士の風土記研究―『風土記考説』の刊行に寄せて― 第五章 島崎正樹と『播磨国風土記』 第六章 風土記逸文研究の現状と課題
第U部 新撰姓氏録の研究 第一章 『新撰姓氏録』抄本をめぐる問題―「三例」の記載を中心に― 第二章 『新撰姓氏録』の出自記載をめぐって 第三章 村井古巖と『新撰姓氏録』 第四章 菊亭文庫本『新撰姓氏録』をめぐって 第五章 佐伯有清博士「校訂新撰姓氏録」をめぐって
第V部 日本書紀の研究 第一章 垂仁天皇の陵墓伝承 第二章 聖徳太子墓と叡福寺北古墳 第三章 舎人親王の政治的立場―知太政官事を中心に― 附 論 附論 『日本書紀』を語る―撰上千三百年記念に寄せて―
自跋 主要語句索引
|
|