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ISBN978-4-88978-133-5 |
古典と歴史の会 編 |
A5判 52頁
定価(本体800円+税) |
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歴史研究は古典にもとづくところが大きい。しかし、史料として活用するためには、まず古典の本質を究める必要がある。 |
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古典と歴史4
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樋口健太郎「鎌倉時代の松殿基房」。摂関家は平安末期以降、複数の家系に分裂するが、なかでも松殿流は基房が摂関に任じられながらも、子孫は摂関家として続かなかった。この原因は、基房が敗死した木曽義仲と結んだためと理解されてきたが、この論文では、その後も基房の存在感が大きく、松殿流が摂関家として復権する可能性もあったとする新説を提唱。ほか、「古代史への招待A」と新刊紹介1篇を収録。 |
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