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ISBN4-88978-057-2 |
さかもと聖朋著 |
四六判 192頁
定価 (本体1,400円+税) |
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過食症を克服した著者が過食症で悩む人たちに贈る本 |
過食症に負けないで |
今回この本を手にしてくれたみんなは過食という言葉にどんなイメージを抱いているのだろう。 ぼくは今まで生きてきた人生の半分を過食症と共に過ごしてきました。 だからぼくは雑誌の記事やテレビの特集で「過食症」という文字を見ると、悩み、もがき苦しんだ自分自身の過食症との戦いを思い出します。 それは今思い返してもとても思い出にできるようなきれいごとではなく、あまりにも壮絶すぎて、言葉にすることもできないものでした。
今回この本を手にしてくださったみんなは今、過食症と戦っている最中ですか? それとも、いやなこと、辛いことがあると過食してしまうという状態ですか?
過食症との付き合い方は非常に難しい。
なぜなら、それはただ大量に食べてしまうというだけではない、心の問題がそこには潜んでいるからです。
誰だって美味しいものがあればたくさん食べてしまう時もあります。 たまにはストレスで食事をたくさんとってしまう時もあります。
でも過食症は違います。 食べずにはいられなくなり、コンビニやスーパーなどで信じられないくらいの大量の食材を買い込み、そのすべてを隠れるようにして食べ、そのくせ口に手をいれてトイレで戻したり、下剤を飲んで全て排便したりする、それが「過食症」なのです。
この本が過食症で悩んでいる一人でも多くの人の役に立つように、今のぼくの知っている全てを書きたいと思います。 この本を読んで改めて過食症の怖さと原因、それと同時に過食症は治るんだということを確認していただけたらこれ以上の喜びはありません。
心を込めて カウンセラー さかもと聖朋 |
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